森のおさんぽ会 blog

瀬谷市民の森で、未就園児の親子を対象としたおさんぽ会のブログです。

水と光

 

TEAMドルフィンの「森のおさんぽ会」は、今のところ瀬谷市民の森のみで開催しています。瀬谷区には、川が何本か通っており、瀬谷市民の森は和泉川の水源のある森です。和泉川は下っていくと境川に合流し、境川は江の島へ渡る橋のすぐ横で相模湾に注いでいます。そう、太平洋へ。

いつもの「森のおさんぽ会」では、時間や距離などの企画の都合上、なかなか川で遊べることがないのですが、水辺はちいさなおともだちも大好きです。そして、この小さな川沿いには、毎年6月にホタルの光が舞います。

ホタル観察には、それなりの気温と湿度がある日の、日が沈んだ直後19時半頃から20時が飛ぶ条件としては良いようで、私は今年は6月17日に家族と友人数名と森へ行って、たくさん飛んでいる様子を観ることができました。

ふわーっと。小さくてとても強くて、でも、優しい、光。ふわーっと、です。

ホタルの飛行にタイミングが合えば、素手で捕まえることもできて、友達が捕まえたので、みんなで観察しました。この小さな生き物が放つ精一杯の光を見ると、ヒトが作った光はなんて暴力的なんだろうと———いつも電気には目一杯お世話になってるので(ほら、今も目の前に)悪くは言えませんが(笑)、少し遠慮したい気持ちは湧きます――—そう感じてしまいます。。

 

瀬谷市民の森は、小さな森ですが、たくさんの動物が暮らしているし、その暮らしは遠くから、また、ずっと遠くへつながっています。

小さな森であっても、雨の日、晴れの日、季節を変え、時間を変えて、そこにあるリアルを肌で感じて歩いて遊び、さらに多角的な視点を持って想像を広げて…。とすると、楽しみも面白みも一段と深まるように思えませんか?!

スマホレベルのカメラだとこんな感じに。
友人ががんばって撮ったホタルの光。

今年はもうホタルの舞う季節も終わりそうですが、来年は「夜の森のおさんぽ会」を開催しようかなあ~、なんて構想を持ち始めてしまいました。

個人的にホタル観察へ行く方へのアドバイスはこちらです。参考にしてください(^_^)。

※虫よけスプレーは森に入る前にしましょう。長袖長ズボンが良いです。

蚊取り線香等は避けて下さい。

※足元に十分注意して行動して下さい。

※懐中電灯はなるべく点灯せず、自分の目を頼って歩いてみてください。

※歩くコースは日中に歩いておくと良いですね。