森のおさんぽ会 blog

瀬谷市民の森で、未就園児の親子を対象としたおさんぽ会のブログです。

おさんぽ会報告(2月17日)

2月17日、9組の親子さんが集まって、ぽかぽかな森のおさんぽ会となりました。クラフト「葉っぱの版画」をしたらそれを干して乾かして‥‥今日は暖かいから日向ぼっこでも良いし、そこら辺で適当に遊んでねー、って。森でテキトウに遊ぶことを楽しむ皆さんが、もうぽっかぽかでした。

葉っぱの版画はこんな風でした。

ぽかぽかに感じられたエピソードは9組の親子さん分ありました。そのうち2つ書きますね。

1つ目。版画遊びをしている時の、3歳のFちゃんとそのママの会話。ママが「あー、絵の具を付け過ぎちゃったんだな、ママ失敗したなぁ。」と言うと「いいよ、いいよ。失敗じゃないよ。」ってFちゃんがママを励ましていて。あぁ、その言葉、いっつもママがFちゃん達に言っている言葉だよね、それをFちゃんがはっきりと話せるようになったのだなぁ、と。以前からよく来ているFちゃんは2歳頃は泣いてばかりだったこともありました。今思えば、言葉にならず泣いてしか伝えられなかったことの中には、ママを励ましたかった時もあったのかもしれないな、とも思えたのでした。

2つ目。森のおさんぽ会で知り合って、会えば仲良く遊ぶようになったYくんとNくん。2人が葉っぱまみれでころころと遊んでいる様子を見ていたママさんが「言葉がなくこうやって一緒に遊べてるって。良いな~って。」と話してくれました。私も、いろんな表情しながらお互い見合って遊んでいる2人をうれしく思いました。

私は、このブログを書く時にも、どう表現すればよいやら、言葉を選ぶにもとても悩ましいです。小学校に入った娘には「感想を書く時は『楽しかった』だけじゃなくて、何がどう楽しかったかを書け」って言います(笑)。友だちに攻撃をしかけた息子には「言葉で話して伝えなさい」って言います(笑)。

言葉も、話すのも、すごく大事。言葉にしなければ、なかなか伝わらないことが多いし、伝わるように表現するのはとっても難しいです。でも。言葉の奥に潜んでいる気持ちや、言葉に変換してしまった瞬間に、消えてしまったような捨て去られてしまったような感情たちがあるってことも、どうにか大事にしたいなと思いますね。

森でのんびり、いっしょに遊ぶ時間が、言葉にならない気持ちも含めて素直に伝え合える時間になると良いな~。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。「楽しかったー!」(笑)。